自立支援介護
コンセプター
上野 文規
2024-03-31
【通所系サービスにおける入浴介助映像資料】と【映像解説書】受付時間 10:00〜18:00(土日祝除く)
2024-03-31
【通所系サービスにおける入浴介助映像資料】と【映像解説書】建築監修・導入事例
全国50カ所以上の
施設を手がけたノウハウで空間づくりを支援します
共同開発メーカー様
共同開発者・クライアント様の声
もっと建築業界に知ってもらいたい
設計士
正直、最初は自分のやり方に口出しされるのが嫌でした。(笑)
しかし、実際に上野先生と仕事をしていくとこんなに面白い仕事はなく人生で一番面白かった。上野先生をもっと建築業界で知ってもらうべきだと思い知り合いのいた高島屋さんに紹介しました。
目から鱗が落ちる毎日
パナソニックエイジフリー株式会社
自立支援介護市場開発担当 内山 謙二様
令和の時代は、物事の「本質」が炙り出されて現出する時代です。
私たちの生き方、考え方、社会、政治、仕事、日本、地球、等々・・・
そして、介護についても、その本質が問われ、あるべき姿に淘汰されていくものと...
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画期的な自立支援福祉用具
社会福祉法人 美瑛慈光会 理事長 安倍 信一 様
ファンレストテーブルがトイレに設置されていれば、立位保持が困難になった方でも1名の介護者で対応でき、トイレでの排泄が可能になるお年寄りたちが大幅に増えることだろう。
こんなに『尊厳』を守れる画期的な福祉用具はそうあるものでない。
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生活のにおいがする!
社会福祉法人三秀會 統括本部長 出口城二 様
さかのぼる事20年以上前の1998年、出口秀作理事長は自分自身が生まれ育ったこの生野区で地域の皆様に恩返しをしたいという思いから福祉施設を建てたいと何度か「老人ホーム」というところに見学に行かれました。
見学に行かれたところは全て...
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上野文規先生に定期指導をお願いした理由
社会福祉法人基弘会 本部長 川西収治 様
上野先生に定期指導のお願いをしてから今年で 10 年が経過いたしました。
その当時、在宅サービス をしかも1施設+1 事務所しか運営していなかった弱小法人である当法人が一念発起し、...
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『上野文規 “的” 組織論』 (その1)
◎『介護技術』とは…
「上野さんは “介護技術” が専門なのですか?(介護技術 “しか” しないのですか?)」
「介護はもっと他の事もあるでしょう」的な…事をよく言われる(笑)。
そんな時…僕は「例えば “野球” で説明しますネ…」と例え話をします。
Q:野球は…どうやってやりますか?
(どうしたら出来ますか?)考えてください。
Q:9人ずつの人が2チーム、人数分のグローブとバット・ボール等(道具)、そしてグランドが有れば出来ますか?
出来なくもないですが(笑)先ずは…“統一したルール” を全員が認識し、それを守る。そして “基本的技量” が必須です。
ルールは(プロもアマも)ほぼ万国共通なので良いのですが、個人に最低限度の技量が…
つまり「キャッチボール」「素振り」「緩いゴロ(ボール)を、腰を落として体の正面で捕る」事が、全員…先ずは出来る!
・「キャッチボール」自分がどんな体勢であっても “相手が捕球し易い” 胸元に投げられる。
・「素振り」正しい軌道(レベル)を “体に覚え込ませる”(でもボールに当てるのは+αが)
・「緩いゴロを…」如何なる打球も正面で捕球する基本形を “体現させる” = フットワーク能力(守備範囲の拡大)→ 自分の後方には外さない = 責任感(… × チームワーク)
という事です。
だから僕が先ずお教えする “介護技術” とは「キャッチボール・素振り・捕球…等々」と同じなのです(笑)。
それが出来て(習得して)こそ、チームが試合に勝つための「作戦」や「フォーメーション」等が必要になる。
そして、それによって最も肝心な「個々人の “個性” + 専門職としての力量」が生かされるのでしょう。
Q:野球の目的はなんですか? 答えは「先ず!勝つ・優勝する事」ですよネ。
(※ アマチュア野球は様々な目標があるかも知れませんが、“プロ” は必須ですよネ。)
そのためには、選手個々人に “高い技量” が求められ、その集合体であるチームを構成する。
その個々人が “有機的に” 機能し合い、足し算だけではなく…掛け算も加わって “化学反応”
する有機体(チーム)になっていく。(負けた時も同様…即座に有機的に “次の対応策” を!)
もちろん!私たち(介護)の目的は「勝ち負け」ではありませんネ(苦笑)。
私たちの “最大の目標の一つ” は「ご利用者さんを “幸せにする”」“プロ” である事です。
そのためには、職員個々人に “高い技量” が求められ、その集合体であるチームを構成する。
その個々人が “有機的に” 機能し合い、足し算だけではなく…掛け算も加わって “化学反応” する有機体(チーム)になって、より良い結果を出す!
→ 上手くいかなかった時も同様…即座に!有機的に “次の対応策” を講ずる…その繰り返しなのです。
☆『ご利用者さんは…“私たちが成長するまで” 待っていてはくださらない!』
みなさん(特に管理者の方)“アフターコロナ”『Restart』のために、今のうちに準備をしておきませんか。
組織ガバナンスの強化、そして経営面での費用対効果が…歴然と変わります。
上野の指導先では、既に “証明済” です…しかも “腰痛ゼロ” も (笑)
※ “改訂後” の制度内容では、より明確な『自立支援介護の実践』が問われますから。
只今
・「リモート研修(各種座学)」
・(コロナ収束後の)現地:「実技研修」「定期指導」等々を、受け付けております。
→ お問い合わせはこちらから
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授かりし・・・「自立支援介護 三種の神器」
令和の時代は、物事の「本質」が炙り出されて現出する時代です。
私たちの生き方、考え方、社会、政治、仕事、日本、地球、等々・・・
そして、介護についても、その本質が問われ、あるべき姿に淘汰されていくものと思います。
今から18年程前にパナソニックとして、生活リハビリ型の介護付有料老人ホーム(エイジフリーライフ星が丘)を創出(開設)いたしました。
特に、従来の施設とは異なり、普通の入浴(個浴)に拘った介護を志向したものの、当時は入浴介助法のノウハウがなく行き詰っていた折、ご縁を授かり介護総合研究所元気の素の門を叩いた次第です。
上野代表には開設に当たって、ハード(施設の設え)からソフト(生活リハビリ介護技術)等、多様な先進的技術指導をいただき、目から鱗が落ちる毎日であった事を思い出されます。そのご縁から上野代表が考案された、
前傾姿勢支持テーブル「FUNレストテーブルα」
自立支援型ユニットバス「セルフィーユ」
移動式入浴台「アクアムーブ」
「自立支援介護の三種の神器」とも言うべき、三つの商品をパナソニックが製造販売させていただくご縁となり、今に至っております。
日本の介護は、2016年11月10日、自立支援介護へパラダイムシフトをする宣言が、安倍首相によりなされました。
しかしまだまだ暗中模索の業界ですが、目指す光明は既に存在しています。
技術的理論を根拠に実践して、成果を多くの施設が出している「元気の素;生活リハビリ介護技術」は、介護パラダイムシフトの本質として、令和の潮流と共に導かれ普及浸透するものと思います。
その一翼を担う「自立支援介護三種の神器」を通して、全国の有意の皆様とのご縁を頂く幸せとともに、高齢者介護の価値向上のお役に立てる喜びに感謝々々いたしております。
令和時代に感謝・・
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現場から見た上野さんの活動
「いいから手を出さないで 黙ってそこで見ていてくれないか」…Oさんの様子を食い入るように見つめていた上野さんが声を上げ、手を出そうとした保健師を制した。その光景を見た私は「そうだよな」と声を出さずに笑った。
場所はOさんの自宅。久方ぶりに戻った自宅の浴室で、Oさんが浴槽へ入ろうとするその瞬間のできごとだった。
Oさんは高齢夫婦世帯である。病院で頚椎症の手術した後、車いすが手放せなくなったOさんを、何の準備もなく病院から自宅に戻してしまうわけにはいかない。そこで、Oさんに一旦ショートステイを利用してもらい、その間に、在宅で暮らすための準備を進め、準備が整ったところで在宅に復帰してもらうことにしたのである。
勿論、トイレや浴室を改修したり、手すりを付けたりのハード面での環境整備はその間に進めておく。だが、『仏作って魂入れず』という言葉がある。
重要なのは、新たに整えられたそれらの環境を使って、支援する人たちがどのような関わり方と介助をしていくのか、というその点にある。
ここで紹介した場面は、その点を学び共有するための場、本人参加型の実技研修の場だったのであった。その研修講師が上野さんだったわけである。
振り返ると、あの瞬間のOさんは“お湯につかる”という動作に対して気持ちの準備をしながら、ふと、感慨にふけっていたようにも思う。
「やっと我が家の風呂に入れるのか、長かったなあ」と。…多分そうだろう。
『滞り』が少しでもあれば、すぐに介護者が手を出してしまうその道を歩き続ければどこにたどり着いてしまうのか…。
講師である上野さんからの一言は、そこを伝えるための『直球ど真ん中』の見事な一言だった。これが今から30年近く前の私と上野さんとの出会いである。
あれからずいぶん時が流れ、今の上野さんの仕事の全容を伝えるのは容易ではない。この当時の上野さんは、三好春樹氏率いる『生活とリハビリ研究所』の主任研究員という立場から、
①お年寄りたちを寝たきりにしない新しい介護の考え方や方法論(生活リハビリ)の普及と技術指導
②障がいがあっても地域の中でその人らしく豊かに暮らしていくためのまちづくりや地域づくり=地域マネジメントに向けての自治体支援
大きくとらえればこの2点で活動していたように思う。
現在は、この二点に加えて、
③施設開設の企画立案から建物の設計支援、職員教育に至るまでの総合プロデュース。
④自立を支援し介護者の負担を確実に軽減する介護機器の開発。
⑤失語症の会や、自治体のリハビリ友の会など、障がい当事者団体へのボランティア支援。
と広がりを見せ、そして次が面白いのだが
⑥全国の実践者の中で、これはと思った個性ある人たちを“意図的に”出合わせ、ネットワークをつくりだすこと。
これについてはどうも、そこで起こる“化学変化”を面白がって見ている節がある。その先には多分、介護の世界の中で起きている様々なイノベーションを、人と人との出会いによって増幅拡散させていこう、という狙いがあるのではないか…。
⑤のボランティアのところもそうだが、この⑥も、まるでお金にならないことを一生懸命やっているところが実に面白い。
どうやら説明の順序が逆になってしまったようだが肝心の①~②について説明しておこう。
上野さんが活動を始めた当時、日本の『寝たきり老人』は欧州先進諸国に対して比べものにならないくらい多かった。
その理由の多くは、当時の病院や施設、在宅で行われていた(当時スタンダードとされていた)
介護方法自体の問題=寝たきり老人は、寝かせきりの状態によってつくられるという『作られた寝たきり老人』の問題だったのである。
『高齢者の2週間の“寝たきり”は、7年分の筋肉をいっぺんに失ってしまう』とも言われている。
危機感を持った国は『高齢者保健福祉推進10か年戦略(ゴールドプラン)1989年~』をたて、目玉施策として『寝たきり老人ゼロ作戦』を打ち出していた。
そしてその翌年には福祉8法を改正して高齢者への福祉サービス提供の責任と権限を市町村に移したのであった。
冒頭の『仏作って魂入れず』の例えでいえば、市町村への責任と権限委譲が『仏』であれば、そこで何をどのようにしていくのか…『寝たきりゼロ作戦』こそが『魂』という関係だったのかもしれない。
そんな時代を背景に上野さんの①と②の活動は、全国をまたぐ驚くほど多くの市町村や施設=実践現場に及ぶことになった。全国の実践現場を飛び回りながら旧来の介護を変えていく、時代を先駆ける道を歩んできたということである。
この上野さんの活動がらみでもう一ついいたいことがある。
介護保険制度の持続可能性ということで『給付の適正化』や『重度化対応』いうことが言われているが、『寝たきりゼロ作戦』当時から実践現場に身を置き続けてきたからこそ言えることがいくつかある。
重度化対応の取り組みは、一つ間違えば『重度の状態を固定化する方向』に作用する。なにより大切なことは『中、重度の状態でいる期間をいかに短くしていくか』という視点だろう。
『老い』自体は避けられないし心身の機能の低下もいずれは起こるが、(驚くかもしれないが)
生活の仕方と介護の在り方次第で、中重度でいる期間を短くしていく事は十分に可能だ。
当然、重度でいるときの給付費は『期間が短縮される分大幅に削減される』ことになり、なにより本人の幸せに繋がることになる。
それを寝たきりゼロ作戦のような全国的なムーブメントにしていければ、(何かを削ったり誰かを困らせたりすることなく)
驚くほどの給付費の削減効果がみられるだろう。
そこで初めて給付費の適正化や重度化への対応といった課題に小手先でなく対応できたことになる。
『上野さんの活動の真骨頂は実はそこにある』ということを伝えたい。
③の『施設開設に向けての総合的支援』については、美瑛の事例を挙げて補足しておきたい。
平成10年に町の手で『ほの香』という60床の老人保健施設が建設された。
運営は美瑛慈光会に委託(後に指定管理に移行)されたのだが、その施設の開設を控え、集められた職員を対象に上野さんを講師とする研修会をおこなった。
内容は、施設の三大介護と呼ばれている『食事』と『排泄』と『入浴』について、実技指導を含む“開設直前研修”である。
この三大介護なるものは、施設ケアにおける根幹をなすとともに、相互に連動しながら施設内の日々の在り方を決定づけることになる。要するにダメ施設になっていくのか、お年寄りたちが元気になって在宅に戻っていける老健施設になるのかは、この三大介護の在り方で決定づけられるのだ。
その講師として上野さんに御登場いただいたということである。
この開設時研修の後は、年に1~2回のフォローアップ研修(私はこれを“追い炊き研修”と呼んでいる)を継続的に実施し現在に至っている。
それで今、この老健施設がどうなっているのかについて報告しよう。
現在の老健施設の位置づけ、『グレード』は4つの段階に分けられているが、この『ほの香』はなんと、『超強化型老健施設』と呼ばれている最上位の位置づけで評価されているのである。
この評価は介護報酬に反映されることから、老人保健施設の生命線ともいえる。
人口1万人に満たない北海道の田舎町で、しかも病院や有料老人ホームなどのバックボーンを持たずにいる社会福祉法人の指定管理の下で、お年寄りたちが元気になって自宅に戻ることを実現している老人保健施設が存在している。
スタートラインでの上野さんの研修と継続的に行われてきた“追い炊き研修”とがこの結果を生み出していることを研修による成果として報告したい。
さて、④の『介護機器の開発』についても一言触れておかねばならない。
上野さんはいろいろな道具類を生み出している。直接縁のあるものでいえば、六角テーブル『間(あわい)』や、自立支援型椅子『EASAR(イーザー)』だが、そのほかにも、6輪車椅子『V6(ビークルシックス)』や、1人浴槽の決定版『安心浴槽/ステンレス』もある。入浴といえば、可動式入浴台『アクアムーブ』やユニットバスタイプの自立支援型浴室『セルフィーユ』もある。
でも私が一番手として挙げたいのは、グッドデザイン賞を受賞した『FUN(ファン)レストテーブル』なのである。
今でこそコロナのために外国人旅行者が姿を消しているが、日本を訪れた外国人たちすべてを驚かせていたのは、何といっても日本のトイレ、ウォシュレットだったというではないか。
私としては、それに匹敵し、組合せを図るべきものとしてFUNレストテーブルを挙げたい。
一般的に下肢の力が衰え、通常の手すり等では『座った姿勢からの立ち上がり』や、立ち上がった後の姿勢保持(掴まった状態での立位保持)が困難な状態ともなれば、トイレの使用をあきらめねばならないことが多い。
なぜならその場合、その場に2名の介助者がいなければならないからだ。
具体的には、体を引き上げて『立位』の状態を保つための介護者と、その間に、排泄前後の着衣の上げ下げや、用を足した後の拭きとり、パット類の再装着等を行うためのもう一人の介護者が必要になるということ。その2名の介護者を排泄の度に常に確保できる状況を創るのは実際のところなかなか難しい。
だから結果として、おむつでの排泄やベットサイドのポータブルトイレでの排泄となる現実がある。(でも『多床室』でのポータブルトイレ使用という状況にも悲しいものがある。特にそれが『便』の場合であればなおのことだ。)
このFUNレストテーブルがトイレに設置されていれば、立位保持が困難になった方でも1名の介護者で対応でき、トイレでの排泄が可能になるお年寄りたちが大幅に増えることだろう。
こんなに『尊厳』を守れる画期的な福祉用具はそうあるものでない。
そこで最後に提案だが…。私が思うに、普及が少し『まだるっこしい』のだ。
何ならスウェーデンやデンマークの自治体に設置されている『補助器具センター等』にFUNレストテーブルを持ち込み、もちろんかの国の作業療法士界にも働きかけてデモンストレーションをしてくればいい。
合理的かつ実用的な考え方ができる国だけに、現物を見さえすれば、現状のものよりもはるかに高い効果が見込めることがすぐ理解されるだろう。
公的な補助器具センターの活動を通じて施設や在宅への整備普及は早いと思う。
そして、逆輸入だな。そんな手もある。だから誰かやってみないか。
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さかのぼる事20年以上前の1998年、出口秀作理事長は自分自身が生まれ育ったこの生野区で地域の皆様に恩返しをしたいという思いから福祉施設を建てたいと、何度か「老人ホーム」というところに見学に行かれました。見学に行かれたところは全て、老人がケガをしない様に造られた「病院」を感じさせる「施設」でした。でも、「老人ホーム」とはこういうものだという認識で、仮図面まで出来上がった頃、上野先生が手掛けられた施設の見学に行かれました。見学に行った3人が3人とも「これだ!生活のにおいがする!」と直感したそうです。理事長は仮図面を全て白紙に戻してもらい、上野先生にアドバイザーとして入って頂き、生活リハビリを基盤とした施設「甍」は出来ました。まさに、上野先生の想いの詰まった施設「甍」なのです。
三秀會職員は開設当初から上野先生よりご指導いただき、受け継がれている「お年寄りがお年寄りらしい生活の出来る基盤」である「食事・排泄・入浴・遊びリテーション」を念頭に置き「利用者・家族・職員」が三位一体であるという三秀會の理念を理解し行動しなくてはなりません。上野先生から「甍職員はこうでなければならない」という思いを厳しくご指導頂いています。先生にご指導頂く日は、ピリッとした空気感が研修ホールで漂っており、研修終了後の職員は疲れているはずですが(←先生の講義は、汗だくになるのです笑)何かを学んだ充実感で目がキラキラしている、次の日から研修を受けた職員が行動に移し現場の何かが変わっていく。認識即行動。そんな職員に刺激され、周りの職員も影響される。いい事ばかりです。上野先生の施設「甍」いつでも見学にいらして下さい。
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質問 1、『何故、上野文規先生の定期指導をお願いしたのか』
上野先生に定期指導のお願いをしてから今年で 10 年が経過いたしました。その当時、在宅サービスをしかも1施設+1事務所しか運営していなかった弱小法人である当法人が一念発起し、特養を作ろう となった頃に先生にご依頼した頃の想いです。
私ども社会福祉法人にとって、また介護事業者にとっての一番の商品は『人』であると考えております。
そして、サービスをご提供するお相手は利用者ではなく御客様であるということを強く意識し事業運営をいたしております。 商品である『人』がお客様に対しプロのサービスをご提供させていただくという当たり前のプロセスを分解したときに、これまで私ども法人に足りなかったものは「お客様」という視点と「プロの技=介護技術」であるということを再確認いたしました。
そこで、以前より存じ上げておりましたプロの技をご指導されていた上野先生に熱望し、指導先の施設に先ずは自分自身で赴き、その技術指導を体験させていただきました。 その技術に心より感銘を受けました。が更に私が感銘を受けたのは、受講者(施設職員)同志の連帯感と希望に漲った表情や施設全体に溢れる活気に心を打たれました。 学びの大切さを痛感すると共にと学びから得たであろう希望に満ちた職員様の表情を目の当たりにして当法人でご指導いただけるようお願いをいたしました。
質問2、『上野文規先生の定期指導をお願いして、法人はどうなったか』
約10年が経ちましたが、ご指導いただき出した頃は正直に職員も前向きではなく、特にこれまで見様見真似、勘と慣れで積み重ねた経験が多い職員ほど真剣に取り組もうとしなかった事を覚えておりま す。習うという姿勢がなかったからだと思います。しかし、今ではその者たちを含め、実践する中でその必要性に気づいた者達が、部下の指導にあたり、必要性を説き、そして学びの大切さを伝え、学びを通じて良好な人間関係を構築してくれ、そして学びの文化を築いてくれています。
就業者に甘い超過保護な現在の労働基準法の中、社会に出て上司に叱咤される機会など他の企業では滅多に見られない光景ではないかと思いますが、その良好な上司部下の関係が基弘会にはあります。また、その上司が部下の指導の為必死に技の確認をしている姿もあります。これもひとえに上野先生に定期指導を頂いているからだと思います。
そしてその結果として、私ども法人施設では、施設利用が非常に困難なご利用者でも、どうすればご利用いただけるかを多職種連携で検討し、断ることがなくなりました。また、どんな職員でも仲間になれるよう受容し、指導というよりもお世話ができるようになりました。
以前、上野先生が「介護技術を教えているのではなく、地域支援をするために必要な技術を教えている」と仰ってました。お陰様で、「介護」に留まらず人への支援、地域への支援に対する姿勢に期待以上 の成果が現れたと思います。
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体が衰えても自立できる社会実現のため
様々な分野のプロとコラボして全世界に発信していく
上野(僕)がお役に立てること
- 介護施設・事業所での人材育成(職員指導)支援
- 企業や大学への出張セミナー
- 法人運営、介護指導のトータル支援
- 自立支援をするための生活用品の導入支援
- 使う人を主役にする介護用品の開発支援
- 介護を前提とした施設設計・改築アドバイス
- 高齢になっても暮らしやすい地域・街づくりの企画・提案
- 最後まで家で暮らせる住宅設計・商品導入のアドバイス
こんなお悩みありませんか?
- 商品開発の技術はあるが、介護に関する知見がない住宅設備メーカー Aさん
- 介護業界への進出は決まったが相談できる相手がいないディベロッパー Bさん
- 介護の現状についてセミナーや研修をしてほしい自治体 Cさん
- 顧客獲得のために介護に重点を置いて他社と差別化したいリフォーム業者 Dさん
- 入居者・利用者が集まらない介護事業者 Eさん
- 介護現場のリアルな状況について講演してほしい大学社会福祉学部
これらの悩みは上野にご相談ください
自立支援介護を始め、人間生理学に基づいた介護の知見をお伝えします
自立支援の介護とは?
自立支援というのは、小さく捉えてしまうと「自立させるために支援する」と解釈されてしまいがちです。
その為の訓練や機器等で周辺環境が取り巻かれてしまい…結果 “人の関与” が減ってしまいます(それでは本末転倒ですよネ)。
※意味が極所的になり過ぎると、それはもう自立では無く “孤立” でしかありません。
自立させるのではなくて、「ご本人の “自立を支援する” 」
ADLなども、ご本人の機能だけにスポットを当てると、落ちていくに決まっています。
ADLとは「機能(心身)+ 意欲(本人の気持ち)+ 環境(ひと・もの)」で構成されています。
関与する我々は “それらを総合的に” 支援していくのです。
特に「意欲と環境」には、“創造力” をもっと豊かにする事で、様々な可能性が…まだまだ無限にあると思っています。
『人は、支え・支えられ・支え合っている』
「自立支援介護」とは、介護を必要としている方が「人として当たり前の生活をできる」ように介護者が支援することです。
例えば、通常の介護では排泄をトイレではなくオムツにさせることが多いですが、それが人として当たり前でしょうか?
本来の「人として当たり前の生活」を実現するために、使う人を主役にする“もの”や空間を設計することが必要です。
自立支援介護の導入例FUNレストテーブル
オムツではなくトイレでの排泄をサポート
【FUNレストテーブルとは】
トイレでの排泄を支援し、移乗介助や見守りなど介助者の負担を軽減するテーブル。
手すりと違い、面(テーブル)に体をあずけることで、力の弱くなった高齢者や介護が必要な人でも、姿勢を安定させることが可能。
着席時は排便を促す姿勢になるので、“自分でする”自立支援に。
オムツに排泄する場合の精神的ストレスや皮膚トラブルなども防ぐことができる。
相談内容
建物オーナー、ディベロッパー、メーカーの悩み
- 少子高齢化で空き家や空室がなかなか埋まらない・・・
- 宣伝はしているのになかなか入居者や顧客を獲得できない・・・
その理由は、設備や設計が消費者のニーズに合っていないから。
リサーチ
建物・施設の利用者のニーズ
- 体がだんだん弱ってきて今の家ではトイレで用を足すのも一苦労
そのまま生活していくのは難しい・・・ - 施設に入るには毎月高額な費用がかかるし、
リフォームして手すりをつけたりしても効果が薄い・・・ - できることなら経済的負担を少なく、
住み慣れた家や地域で最後まで暮らしたい
提案
利用者のニーズを満たすため、FUNレストテーブル(自立支援機器)を導入
- 大規模な工事なし。導入コストも低いので費用を抑えられる!
- 自立支援を取り入れることで他社と差別化
顧客獲得に繋がる!
自立支援介護を軸にした設備を取り入れることにより、
利用者にも設置者にもメリットがあります。
その他の自立支援機器の導入や商品開発、
施設・住宅に介護視点を取り入れたアドバイスは上野にご相談ください!
ブログ
『UENOTE』
毎年、4月の年度始めはバタバタしますね。 “跳ねる” ように卯月も終わ […]
セミナー開催告知!と介護報酬改訂の最新情……
◎令和6年3月2日、通所系サービス事業者のための入浴介助加算見直しに資 […]
『麻布十番の風』
自炊もお弁当も…ホトホト飽きている毎日(← 否、こんな表現ではヌルイ! […]