著書
新しい排泄介護の技術
移乗技術+福祉用具=イキイキ・ラクラク介助!
オムツに頼りきりになるのではなく、いつまでもトイレで排泄し続けるためにどうすれば良いか。
介護技術や福祉用具の活用、日々の生活での排泄する「チカラ」を維持・向上させる
ヒントが盛り沢山の一冊! 介護サービス利用者がトイレで排泄できるように支援する技術を、
イラスト・写真・付属のDVDを使って解説。
排泄のメカニズム、排泄のアセスメント、排泄力を鍛える体操といった現場発の排泄ケアも紹介する。
巻末には、排泄介護の技術がすべてわかるDVD付き (56分)
お風呂が生活を変えていく
『お風呂(入浴)』は、日本人の『文化』なのだ。
湯船に肩まで浸かり物思いにひたり、詩人や哲学者、あるいは歌手にもなれ(笑)、
見知らぬ人とでも裸の付き合いができる“文化人”は、世界広しといえども『日本人』だけなのだ。
そんな、贅沢でも特別でもない“普通のこと”を、いつまでも実現したい、支え続けたいと思い、本書は作られた。
1995年、日本で一番最初に、新設特養へ『家庭浴槽(一人浴槽)』を導入し技術を広めた、
上野文規と下山名月が「誰もが出来る新しい入浴法を…」と、 全国各地で開催している
『元気の素ケア学(Fコース)・入浴実技』その全てが、本編(書面)とDVD(動画)に凝縮されています。
浴室環境設定の解説も含めた、総合的内容で『入浴介護・技術』の決定版です。
新しい痴呆ケア
認知症ケアのハウツーのみならず、介護の考え方、方法論、ディティール、
高齢者が安全で落ち着く空間等々、それら全てを提案するために設立した“介護総合研究所 元気の素”。全国から見学者が絶えない、ハード面を惜しみなくご紹介。
評価法、環境、遊びリテーションをとおして、〈認知症ケア〉をスキルアップするための処方箋。
介護職が殺到するセミナーの完全収録ライブ版。
入浴介護実践集
前半は、座位を基本にした入浴ケアを実践している7施設1地域からの実践レポート。
工夫を凝らした浴室の図面や写真も惜しみなく公開。後半は、大阪市生野区の実践を
上野文規がハードとソフトの両面から詳しく解説。 最後のまとめに、下山名月の入浴実技。
座位を基本にした入浴法とその介助法、理想的な1人浴槽の形状や設置方法等、
イラストと図解で分かりやすく説明します。 入浴ケアで迷ったときには、この1冊をひも解いて下さい。
きっと自信が回復しますよ!
介護リーダーの条件
ビジネスの世界ではずいぶん前から、当たり前のこととしてリーダーシップが論じられてきたが、
最近、介護の世界でもリーダーの存在が重視されるようになってきた。では、リーダーって何だろう?
本書の編者のひとりである上野文規はリーダーについて次のように述べている。
「リーダーを『辞令を交付され、地位や役職・肩書き・ライセンス等々をもっている人』とは、
まったく考えていない。ザックリ言えば『あなたより1日でも後輩が入ってくれば、
あなたは(その後輩にとって)リーダーなのだ』。 選んだ道(仕事やミッション)に自信と誇り、
そして覚悟をもって向上しつづける人、という意味である」
「自信」「誇り」「覚悟」なんてつきつけられると、どうしていいのかわからなくなってしまう…。
この3つを兼ね備えたリーダーなんているのだろうか?でも、安心してほしい。
本書に登場する8人のリーダーは最初から「自信」も「誇り」も「覚悟」ももっていたわけではない。
8人は若いリーダー、中堅リーダー、施設長など、年代はさまざまであるが、共通項がある。
「介護の仕事が好き」ということである。好きでなければ向上はありえない。
向上するには、 自分ひとりの力だけではできない。
同じ職場で働く仲間や、上司の力、 ときにはお年寄りの力を借りなくてはならない。
こうしてリーダーは誕生していくのだ。